「継続企業の前提」について

3月期決算の上場企業のうち、9月期中間決算において「継続企業の前提」に関する注記がついた企業は42社もあるようです。

サッカーに例えると、「イエローカード」の意味合いに近いと思います。
ちなみに、全42社の上場区分を調べてみました。

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●東証1部         4社
●東証2部・マザーズ  14社
●大証          3社
●名証                     3社
●札証                     2社
●ジャスダック           16社

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東証1部の有名どころを挙げると、「東京電力」でしょうか。

9月中間連結損益計算書によると、原子力損害賠償費が重くのしかかった結果、6272億円の純損失を計上しています。これにより、著しく財務状況が悪化していることから、イエローカードが突きつけられている状況です。

東京電力のケースは特殊になりますので、通常の理由を見ていくと、

◆重要・継続的な売上減
◆損失計上
◆営業キャッシュフローのマイナス

といった「本業の不振」に端を発するものがほとんどを占めているようです。

「企業継続の前提」に関する注記が加わったからといって、すぐに倒産につながる訳ではありません。
ただ別の見方をすると、倒産した上場企業の直近四半期決算において、高い確率で注記が記載されているという事実があります。

◇2011年 上場企業2社倒産 → 2社記載
◇2010年 上場企業10社倒産 → 9社記載

不透明な経済環境が続きますが、イエローカードを突きつけられる企業数は今後どのように推移していくのでしょうか?

新しい情報がリリースされましたら、改めてご案内できればと思います。 

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