内部監査研修の充実化に向けて

内部監査の充実化に向けての取り組みは、民間企業に限った話ではありません。
今回は、「農業協同組合(以下:JA)」についてご紹介いたします。

JA全中(全国農業協同組合中央会)によると、内部監査の研修を充実させるため、トーマツと業務提携し、研修プログラムを作成するようです。

従来の研修は、東京だけで開催されていましたが、今後は「宮城」「愛知」「大阪」「岡山」「福岡」でも開催するとのことです。

良い取り組みであることは確かですが、内部監査研修の充実化を図ろうと思った背景は何なのでしょうか?

正解かどうかはわかりませんが、日本各地のJAで相次いで発生する「不祥事」を撲滅していくという強い意志の表れかもしれません。

ご参考まで、2012年5月だけで3件もの不祥事に対するお詫びが、プレスリリースされています。

特に1つ目の「JA佐久浅間」について具体的に申し上げると、

●2011年10月 ⇒ 現金9,389万円を着服
●2012年4月  ⇒ 現金82万円を着服

このように比較的短い期間内に2回も不祥事が発生したため、長野県知事より業務改善命令を受けるという厳しい内容になっています。

いずれにせよ、内部監査研修を通じて、内部監査人が不祥事の「抑止力」として大いに活躍されることを期待するばかりです。

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