公認内部監査人(CIA) Y・Iさん

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J-SOX、IT内部統制の支援業務を行っている。CIA試験制度については知識がない状態で学習をはじめた。
Y・Iさん

受験までの期間

2014年1月に入会し受講開始。同3月末にPart1、4月末にPart2 、6月上旬にPart3受験。

当初は受験時期を決めていなかったが、学習を進めるうちに、学んだ内容は2週間程度で忘れてしまうと分かったので、知識の吸収とそれが抜けていくタイミングを考え、ベストの時期に受験をした。

学習方法

1日平均3時間くらいだったと思う。結果的に、MCカードをP2と3は4周、P1は2周回した。またP1・P2とP3で学習のアプローチを変えた。

P1は特に、2~3ページ分テキストを読んで、その部分をMCで解くというふうに、小さいまとまりでインプットとアウトプットを繰り返し、忘れてしまうリスクを防いだ。

P1の、「独立性」の話で、こんな具体的な要素があるとプラスとかマイナスとか、要素的なものが随所に出てくるが、これはプラスの方向なのか?マイナスの方向なのか?と想像するなど、細かく勉強するよう心がけた。基本的には講義で重要と言われたところが中核なのでそれを中心に勉強した。

P2のケーススタディ的な、「業務プロセス」のあたりは、MCが見事に全く解けなかったため、かなりの時間を費やして勉強した。

特にテキストの見開きの業務プロセスのフロー図は一字一句追った。テキストとMCを照らし合わせ、何部門から何部門に行って・・・など、ここは全体の中でも重要なところなのでしっかり勉強した。

重要度△の箇所やセルフスタディは一読だけして流した。ただ、受験してみて後から思ったのは、“重要”と言われているところの学習のみでは足りないかもしれない。深入りする必要はないが、重要度の低い箇所やセルフスタディのところも一読は必要。

一度全体を理解したあとは、次第にテキストよりMCの比重を上げていった。

MCでは、4択を2つまで絞った後に正解に最も近いのを選ぶのが難しいが、問題文に対する正答と他の選択肢との距離を意識しながら勉強すると良いと思う。

受験までの勉強方法は2段階に分けた。

  1. 受講開始~試験1週間前までの期間

    ライブ講義を受講してすぐに帰りの電車でテキストをパラパラ復習、その後すぐにMC演習をした(だんだん間に合わなくなったが・・・)。この期間はテキスト・MCどちらもじっくり見ながら理解する。毎日、出社後始業までの時間と昼休みは学習に充てた。電車の通勤時間はMCを解いていた。

  2. 試験1週間前~当日まで

    仕事後にファミレスで1~3時間。これまで学習した知識が抜けているので、MCを全体的に、なるべく高速で回す。

※IIAのホームページに出ている出題トピックをみると、プロフェッショナルレベル(P)と認識レベル(A)があり、レベル分けされているのでそれを参考にした。Pレベルの項目はとくに深い理解を心がけた。この出題トピックには各項目の出題比率も載っているので参照すると良い。

試験について

CIA本試験

アビタスのMC問題から同じ問題は3~5問程度出た印象。
初見の問題も、考え方や核になる概念・その理由をアビタスの教材でしっかり抑えておけば正答率を上げることが可能だと思う。

講師がアメリカの試験で日本の試験とは異なるとおっしゃっていたが、自分も「試験は試験」と、現実と分けて割り切って学習した。
なお、P1を受けるときは、P2の講義は全て理解とはいかないまでも、ひと通り受講してから受験した。

本試験ではアビタスの論点に載っていない問題もたくさん出て悲しい気持ちになるが、いかに動揺しないかが大事。

日本の試験は勉強したらそのものずばり(もしくは類題)が出題され、正答出来て合格、となる事が多いが、アメリカの試験なので少し違うと感じた。4択で2つまでは選べてもそこから1つに絞るのが困難。そこで悩んで時間を費やすと全問終わらない。その為、考えても分からない問題はどちらか1つを直感で選んでさっさと終わらせ次に進んだ。

どのPartでも、どれが正解だったかわからず気持ち悪い試験(笑)。
その為、本試験にどんな精神状態で望むかが非常に重要だと思う。

実力が同じでも、当日のコンディションが合否を左右すると思う。どのPartも合格している感触は全くなかった。なお、内部統制という言葉は試験ではインターナルコントロールという言葉で表現されていたので少し焦った。

本試験では、わけの分からない、どうしようかな・・・という問題ばかりで精神衛生上悪いが、その中でも自分が理解したことと、出題者が何を問いたいのかということを考えながら、答えが分からないけれども”一番近そうなもの”を選ぶとよいと思う。わからなければまずフラグを立て、どんどん次に進む。

あとは、日本語があまりにもよく分からない設問は、英語に切り替えて読むとよい(試験画面上に英語の問題文が別ウインドウで立ち上がるボタンが有る)。そういう意味では、テキストに書いてある英単語を見ておくのも良いかもしれない。

本試験ではひと通り全問解けたが、途中で1つの問題にこだわったら終わらなくなったと思う。考えたらなんとかなりそうな問題はフラグを立てて、考えても全然分からないものは諦めて任意の選択肢を選択した。立てたフラグは15問程度だったと思う。P1は時間が余ったが、P3は時間が余らなかった。

フラグは、選択肢を選んだ状態でも、選ばない状態でも立てられる。全て解き終わったら、フラグをたてたものをコンピュータが自動的にまとめてくれるので、残り時間を割り算してそれらを1問ずつ確認していく。

画面を見ながら解くという意味ではアビタスのWEBプラクティスが有効だが、画面の細かい仕様は異なる。アビタスのMCでは問題文が非常に長いものがあるが、本試験ではほとんどなかったように思う。問題文は短いけど、何を聞いているのか不明な問題が多い。

新Part3について

アビタスのテキストは会計の比重が多いが、試験では計算問題は3問くらいしか出なかった。ITは多く出ていた。簿記2級を受けたので原価計算のイメージはもともと自分の中にあったし、IT会社にいるのでITの開発のプロセスには少し馴染みがあった。逆に会計は分からない話が多く、つらかった。

ITについて

ITをしっかり勉強しようと思うと非常に広範となってしまうが、CIAの試験内容としてはそんなに比重が大きくないので、とにかくテキストに書いてあることと、講師が話していることだけは徹底的に理解するという意識で学習すればまずは充分ではないか。

MCカードでも全く分からないIT用語が出てくるが、裏面の解説を読んで理解できれば良いと思う(調べても意味が分からないような問題も時々ありますが、調べても分からない、重要度もあまりない問題に時間を費やすのは勿体ないので、そういう時はパスしました)。あとは、講義で覚えなさいと言われた単語はきちんと覚える。CPUとか・・・つらかったですけども。

※この体験記は、2014年8月9日にアビタス新宿校で受講生の方を対象に開催された「CIA学習法相談会」でのご発言を書き起こしたものです。

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